どうも!似顔絵イラストレーターの群馬くんです。
似顔絵を描く為には、まず画材をそろえなければ何も始まりません。
似顔絵初心者の方がプロになれるように、僕が知っているノウハウはすべてこのブログに書こうと思います。
前に一度、似顔絵に必要な画材一式を説明した記事がありますので、
一度そちらを確認して把握いただいた方が、今回の記事をより理解できると思いますので、よろしくお願いします。
ということで、今回は似顔絵師におすすめの「水彩筆」の解説です!
動画解説
こちらの記事を動画でまとめました!
一度見ていただいて、ブログを読んでいただけたら、より深く理解できると思います!
おすすめの水彩筆
水彩筆も、いろんな種類がありますが、私が現役で使っているのは、この3本だけです!

3本といっても、この上の2本は同じ筆なので、
筆の種類として2種類しか使っていません。
この3本をどう使い分けているのか、詳しく説明していきます。
おすすめの筆 No.1
⭐️商品名 ぺんてる 絵筆 ネオセーブル 平筆 14号(平・大)

このネオセーブルは、種類が多いので、間違えないようにしてください。
⬇️の画像の通り、平筆はこの3種類あって 使っているのは真ん中の「14号(平・大)」というサイズです。

2本の使い分け方法
同じ種類を2本使用していますが、これをどのように使い分けているか説明します。
⬇️一本は「顔など、明るい色を塗る筆」

⬇️もう一本は「髪の毛など、暗い色を塗る筆」に分ます。

この使い分けをわかりやすくする為に、暗い色用の筆には、黒いテープを貼って、わかりやすくしてます。
なぜこのように、塗る色によって、筆を分けるかというと、洗う時間を短縮する為です、
一本で使うと、いちいち洗わないといけませんが、
2本で使い分けると、あんまり洗わなくてもそのまま使えるので、洗う手間が省けます。
手間が省けるということは、描く時間が早くなるということ!
似顔絵師に「時短技」は必ず必要になってきます。
こういったちまちました時短技の積み重ねが、大きな時間短縮になるんです。
ネオセーブル平筆のメリット
1、どこでも売ってる!
筆忘れた!!😱なんて時も、その辺の文房具屋さんで大抵売ってますので、めちゃ助かります。
何度も救われました(笑)
2、安い!
筆にしては最安のお値段で購入できます!
何度忘れて買ってもあまり懐が痛まない(笑)
3、長持ち!
どんだけ長持ちするんだよってくらい長く使えます。
僕の場合は2〜3年は使えます。むしろ一生使える気がしますが、さすがに替えた方がいいのかな?と、まだ使えそうだけど、安いので替えとくか という感じで替えます。
奥さんには筆が汚いって言われます。(奥さんは先輩の絵描き)
4、筆のコシが強い
コシが強いので、小さくて細かい絵を描くのに向いてます。
ネオセーブル平筆のデメリット
水含みが悪いので、絵の具を筆に補充する回数が多くなりがちです。
大きい絵を描く場合には、水含みが少ないので、この筆だと一気に塗ることができません。
色紙に大きく1名様の似顔絵を描く場合には、この筆だと大変なので、次におすすめする筆を使用したりします。
(頑張れば描けますが、一気に塗った方が、ムラの無い良い絵になります)
似顔絵師におすすめの筆 No.2
⭐️商品名 ブラックリセーブル 700F No.18

この筆はちょっとお高い良い筆です。
「ブラックリセーブル 700F」これも種類がいっぱいあります。
お店で探したらわけわからなくなると思います😅
こんなにいっぱい・・

おすすめなのは「No.18」!! 間違えないでくださいね!😅
まあ・・無難にネットで買うのがおすすめです。
そして、買ったままだとめちゃ長いので、使いやすく、収納しやすいように、ネオセーブルと同じ長さでカットしてます。
カッターでちまちま削っても良いですが、使いたい長さで、ノコギリで切り落としてから、カッターで切り口を整えるのが、いいかもです。
僕のはノコギリで切ったまんまですけど😅
なので実際は下の画像のように長いです。

この種類の筆も、ネオセーブルと同様に、似顔絵師で使ってる人多いです、
僕はサブ的にこの筆を使ってますが、これをメインで使っている作家も多く居ます。
水含みが良いので、水々しい色合いが出せる筆です。
ブラックリセーブル 700F No.18 の使用用途とメリット
1、色紙に大きく1名様をお描きする場合には、コチラを使って顔を塗ります。
顔以外は塗りません。顔以外は先ほど紹介したネオセーブル平筆を使用します。
2、パレットに水を運ぶスポイト代わり
この筆は大きく水含みがいいので、パレットで大量の色水を作りたい時に、水を運ぶ為に使用します。
ネオセーブル平筆だと、水含みが悪いので、時間がかかりますが、これだと一瞬です。
ブラックリセーブル 700F No.18 のデメリット
1、細かい部分の絵には向かない
水含みが良すぎて、筆先が丸く膨らむので、細かい絵を描くには向いていません。
なので、細かい絵を描くならネオセーブルを使用します。
2、筆が長すぎる
なんでこんな長いのってくらい筆が長いので、無理やりカッターやノコギリで切って、筆箱に収まる長さにしてます。
3、ちょっと高い
2000円くらいだったと思います。 これが高いというか、ネオセーブルが安すぎるので、比べちゃうと結構高い気がします。
4、なかなか売ってない
その辺の文房具屋さんでは買えません。
ちゃんとした画材屋かネットショップでないと売ってません・・現場で忘れたら終わります。
使ってみた感じを解説
すみません、水彩の塗り方は、解説の量が尋常ではなくなってしまうので、
実際の似顔絵の塗り方は、また別記事でまとめますのでお楽しみに!
今回はこの紹介した筆の使い心地がなんとなくわかるように、実際使ってるところの画像で解説しようと思います。
1、ネオセーブルの筆先はシュッとした感じ

2、ブラックリセーブルはふわっとした感じ

3、ブラックリセーブルに水をたっぷり含ませます

4、そしたら、パレットの柵に筆を押し付けて、水を移します。

5、すると、水が残って、水が溜まってきたのが分かるでしょうか。これを繰り返して、パレットに水を移します。

6、移し終えたら、ブラックリセーブルの役目終了。
次はネオセーブルで、絵の具を溶かしまくります。
こんな感じで、色水を作ります。

7、ためしに、ネオセーブルで肌色を塗ってみた感じがこちら

8、今度はネオセーブルの暗い色担当の筆で、黒の絵の具をといてみます。

9、ネオセーブル暗い色担当の塗った感じ
細く鋭い感じもかけます。

10、次にブラックリセーブルでも描き心地を試してみました。
わかりますでしょうか、この水のたっぷり感、たっぷたぷです。
これが水々しい表現につながります。

11、ということで、並べて見るとこんな感じ

どうでしょうか、この筆の使い心地が少しでも伝われば幸いです。
多分動画の方がわかりやすいです。
私の運営しているユーチューブチャンネルでも、毎回このネオセーブルと、たまにブラックリセーブルを使って絵を描いてますので、
こんな道具使って描いてるのか!と、今一度みていただけると参考になるかと思います。
まとめ
似顔絵師におすすめの水彩筆の解説!
いかがだったでしょうか。
この3本を準備しておけば間違いありません!
とはいいつつも、水彩筆は数多くの種類があります。
筆によって絵の質や表現も変わってくるので、(これはどの画材でも同じですが)
余裕が出てきたら、色々な画材を買って試してみるのも良いと思います!
あくまで僕が使っているおすすめの画材なので、是非他の画材も楽しみながらさがしてみるのもいいと思います!
これからも、まだまだ画材を詳しく解説シリーズを作っていきますので、お楽しみにしていてください。
最後まで見ていただきありがとうございました!
「群馬くんのイラスト講座!」ユーチューブチャンネル!
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