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似顔絵の描き方講座!道具編「似顔絵用水彩パレット」の作り方!

どうも!似顔絵イラストレーターの群馬くんです。

今回は似顔絵師専用の水彩パレットの作り方を解説していきます!

この記事を見れば、似顔絵の水彩パレットが作れるようになります。

なかなか無い大変貴重な情報ですので、是非最後までご覧ください!

この記事を動画にまとめてありますので、
こちら一度見てもらって、参考にしてください。
流れを把握できたら、ブログで詳細を見ながらパレット作ってみるといいと思います。

0、パレットの準備!

今回はたまたま家に余ってたパレットを使用して、似顔絵師専用のパレットを作ってみます。

「密閉水彩パレット M18」というものです。

↑なんか透明なトレイが入ってましたが、邪魔なので捨てました^_^;

一時期、私の所属していた似顔絵プロダクションでも、このパレットが流行りましたが、

開閉するところが壊れて閉まらなくなってる人もいたので、
耐久性を考えると金属のちゃんとしたやつの方がいいかもしれません。

プラスチック系のパレットは安いですが、長く使っていると開閉する部分が壊れるリスクもあります。

金属でできたしっかりしたパレットだと一生使えるので、そちらもお勧めです。

この記事を一度確認いただいて、水彩パレットの作り方を理解した上で、自分に合ったパレットを探してみてください!

 

 

1、絵の具のエリアを考える

絵の具はエリア分けして、配置していきましょう。

大きく分けて

★顔に使う色のエリア

★髪の毛のエリア

★その他背景や服用のエリア

この中で一番多く使うのが、顔のエリアです。

右利きの僕は、パレットを右側に置きます。

一番使う色は一番とりやすいところに配置します。

すると、パレット手前の左下が一番使う、「顔エリア」

次にとりやすいパレット手前の右側に「髪の毛エリア」

その他は一番遠い奥に「その他背景や服エリア」

となります。

その他に、

★ほっぺたエリア(顔エリアの一部)

★影エリア(髪の毛エリアの一部)

というのも分けましたが、これはわざわざ仕切りを作らなくても良いかもしれません。

ということでこのエリア分けをイメージして、パレットを改造していきます!

 

2、パレットの改造、仕切りを作ろう!

4mm厚のベニヤ板を5mmの幅でカット!
※密閉パレットM18に合わせてます、違うパレットの場合には、パレットに合った長さでカットしましょう。

これくらいの薄い板ならカッターで切れます たぶん(女性は大変かも・・)

ベニヤは水を吸っても曲がりづらい素材なのでとても良いのですが、切るのが大変・・

これはベニヤ板でなくても、何かしらで応用できるかもしれません。

これに代わるいい材料があれば教えてほしいです!
※割り箸で作った場合には曲がってしまったという方が居ましたのでお気をつけください!

そしたらパレットに嵌る長さにカットして、ボンドでくっつけます。

ベニヤの木の色が不自然すぎるので、アクリルの白で上だけ塗りました。
(アクリル絵具は、水彩絵具と違って、乾くともう取れません、ペンキに近いです)

仕切り完成!やっぱり白にすると見栄えがいいですね!
※側面はアクリル塗ってませんが、ベニヤが白っぽくて違和感がなかったのでそのままです

 

 

3、水彩絵具のおすすめの種類

パレットができましたね!

それではパレットに配置するのに、どんな水彩絵の具を使えばいいのか解説します。

水彩絵具には一般的にすぐ買えるもので、3種類くらい?(もっとあるかも)あります。

ぺんてるエフ水彩絵具

これが一番おすすめです!
パレットに乾かした際に、しっかり定着します。
どこでも売ってます。安いので、気軽に買えます!
色がしっかりしていて、マットな塗りです。
ですが、不透明水彩なので、白黒の主線の上に塗ると、線が薄くなってしまい、絵がボケます。
なので、仕上げに主線の黒を重ねる必要が出てきます。
このペンテルの水彩絵具だけでも似顔絵は描けます!

 

ホルベイン透明水彩絵具
ぺんてる同様、パレットに乾かした時に、しっかり定着します。
ちょっと品揃えの良い画材屋さんじゃないと売っていません。
結構高いです。
透明水彩絵具なので、主線の黒が消えない、透き通った色合いです。(白が入っているような色は不透明に近い印象、線が薄くなります)塗り方にもよりますが、しっかりとした色ではなく、透明で鮮やかな発色、という印象です。
色の種類がありすぎて迷います。(結構使ってみないと発色がわからないもの多数、試しに買うにはちょっと高い・・)
透明で、主線が消えづらいので、顔の色に使うと良いです。
顔だけホルベインにして、その他はぺんてるでも良いかもしれません。
僕の家にはいっぱいあるので、無駄にホルベインを使ったりしますが・・
経済面、パフォーマンス面で、ぺんてるは最強だと思います。

セットで買うより、必要な色を選んで買いましょ〜

 

サクラマット水彩※お勧めしません・・

ぺんてると間違えて買いがちなので、気をつけましょう!
これもぺんてると同じ感じで、どこでも売っています。
発色もぺんてると同じ感じ。
安さも同じくらい。
不透明でマットな発色です。
何が違うかというと、パレットに乾かした時、絵具が割れて、ポロっと取れちゃいます^_^;
なので、出したら使い切るような使い方じゃないとうまくいきません。
なので、これはあまりおすすめしません-_-b

 

ということで、ぺんてる最高!ということです。

ぺんてるを主体に、ぺんてるには無い色をホルベインで補うスタイルが一番いいと思います。

でも・・・なんだかんだ言って、プロは高級志向のホルベインに手を出しがちです 笑

ホルベイン透明水彩の方が鮮やかな色合いで、プロっぽいですが、絵具の濃さの調節が難しく、ムラになりやすいので、初心者の方には難しいかもしれません。

その点、不透明水彩のぺんてるは、ムラになりにくいので使い勝手が良いです。

マットな塗りも、それはそれで良いです。

うちにはホルベインがいっぱいあるので、今回も結構使ってしまいますが、全然ぺんてるで十分です。

ぺんてるで慣れてきたら、ホルベインのいろんな色を試してみるといいと思います。

 

この後は具体的に、パレットに色を置いていきますが、僕の説明では、がっつりと絵具を出しています、

でも初めての方はちょっとでもいいです。

チューブから2センチくらい出せば、結構長く使えます。

いっきに出して、やっぱこれじゃないな・・ってなったらもったいないので、慣れないうちは少しにして試してみてください。

 

4、顔エリア

僕は、顔の色はこの2種類を使います。
※人それぞれ使いたい色は違います、あくまで僕の場合です

1、ライトレッド
これはぺんてるでは代用できません。
原液はすごい茶色に見えますが、これは薄く塗ると肌色になります。
少し赤みがある茶色、透明感があります。
濃く塗れば、最高この出した状態の色まで濃い色になります。
私はジョーンブリヤンNo.2と混ぜて調節して使います。
ジョーンブリヤンNo.2を顔のベースに塗って、ライトレッドを影として、陰影に使うことが多いです。
上手い人は、このライトレッドの濃淡だけで表現できます。

2、ジョーンブリヤンNo.2
まさに肌色的な感じです。
ジョーンブリヤンNo.1というのもありますが、これは薄すぎるのでNo.2がオススメです。
間違えて買わないように注意!
ぺんてるの肌色でも代用可能(ほぼ同じ色なので、安いぺんてるの方がおすすめです😅)
一応ホルベインなので、ぺんてるの肌色よりも透明感はありますが、白が入っているようなので、
濁った感じで、主線も白く薄くなります。
女性や赤ちゃん、色の薄い人に使うことが多いです。
ライトレッドと混ぜて、濃さを調節することがあります。
顔の影にはライトレッドを入れます。

 

顔の塗りは似顔絵師にとって一番こだわりたいところです!

自分に合ったこだわりの色を探しても良いと思います。

 

5、ほっぺたエリア

ほぼ顔エリアと同様なのですが、ライトレッドとジョンブリに混ざってしまうと、色が汚くなって使いづらいので、
仕切りを作って分けています。
ある程度、用途と同系等で分けると、パレットは綺麗に使えます。

1、バーミリオンヒュー
ぺんてるでは代用できる色がありません。
これは薄く塗れば「血色の良い赤み」を表現できます。
最大、原液のような赤、にもなります。
ライトレッドやジョーンブリヤンで塗った顔の、ほっぺの部分に赤みを持たせるために使います。
ちょっと赤くなって、血が通った、生き生きした表現ができます。
透明感があり、人のナチュラルな赤みが表現できるので、男性や赤ちゃんに使うことが多いです。
唇などにも使います。
男性の唇の場合には、ライトレッドとちょっと混ぜて使うとちょうど良いです。
※「バーミリオン」もありますが、高いので「バーミリオンヒュー」がお勧め

2、ブリリアントピンク
ぺんてるの「ピンク」でも代用可能です。
まさにピンクな感じです。
白が入っているので、少し粉っぽい濁った色で、主線が薄くなります。
でもほっぺたに使うので、主線にかからないようにうまく使いましょう。
これは女性のほっぺたに使うことが多いです。
怒られるかもしれませんが、僕の考えでは、
女性のお化粧は、顔料の粉ですよね、なので、この「粉っぽいピンク」というのが、お化粧を
表現できると考えていますm(_ _)m
ですので、お化粧をしていない男性や子供は、ナチュラルな赤みのバーミリオンヒュー、お化粧した女性のほっぺたには、ブリリアントピンクを使うことが多いです。
唇にも使います。口紅の濃さによって、バーミリオンヒューと混ぜて調節することがあります。

 

6、髪の毛エリア

1、アイボリブラック
ぺんてるの黒でも代用可能。
めっちゃ黒です。やっぱり髪の毛は黒ですよね。
いっぱい使うので、いっぱい出しましょう。
黒に透明も不透明もあるのかと思いますが、違いがわかる人にはわかるのでしょう!
僕にはわかりません。
安いぺんてるで十分ですが、なぜかウチにはいっぱいあるので、ホルベインを使っちゃいました。

2、茶色
これはぺんてるの茶色です。
ホルベインでも探せば似たようなのあると思いますが、不透明水彩で全然OK。
茶髪の人はこちらで塗ります。
茶髪の濃さに合わせて、アイボリブラックと混ぜて調節します。

3、だいだい色
これもぺんてるです。
髪の毛は基本、全部ぺんてるでOKです。
そして、髪の毛エリアにオレンジを入れる人は僕しかいないかもしれません。
どのように使うかというと、例えば、カップルを描く場合、男性の髪は黒、女性は茶色だったとします。
男性から髪の毛を塗った場合、筆は真っ黒、通常なら水入れで筆を洗い流してから、茶色を塗らないと、
茶色って出せませんよね。
ですが、このオレンジがあれば!筆は真っ黒でも、オレンジと混ぜるだけで、茶色が作り出せるんです!
これは多分僕しかやってない時短技ではないかと思います 笑
プロでない限り、こんな時短技あまり意味ないかもしれませんが、万が一、オレンジの髪の毛の方もいるかもしれませんので、有っても良いかと思います。

4、パーマネントイエローライト
ぺんてるの黄色で代用可能!
むしろぺんてるの黄色の方が良いです。
たまたま無くて、ホルベインの黄色っぽいのを入れました。
これは金髪の人用の色です。

髪の毛も、人それぞれ色の濃さがあります。
これらの色を混ぜて、その人だけのオリジナルの色を作り出しましょう!
※全エリア共通ですが、必ず中央に混ぜるスペースを残してください。人それぞれに合わせた色を作るには、混ぜ合わせるスペースが必要です。

 

7、影エリア

この影エリアは、服の影や、顔、髪、など、影に使う色です。
髪の毛にも使うことがありますし、濃い色が多いので、分類としては髪の毛エリアの近くにあったほうが、
綺麗にパレットを使うことができます。

1、コバルトブルー
濃い青ならなんでもOK。
たまたま濃そうな青のこれを見つけたので、これにしました。
とは言いつつ、影に使うので、透明水彩のホルベインのほうが良いかもしれません。
そして、髪の毛にも使ったりします。
これもオレンジ同様、時短技で使えます。
例えば、さっきの例の逆パターン。
カップルで、男性の髪の毛が黒、女性の髪の毛が茶色だったとします。
女性の茶色から色を塗ったとします。
茶色を塗った筆で、黒の絵の具を溶かしたとしても、塗った時に真っ黒にはなりません。
ちょっと茶色い黒、になります。
そこで、この青を使います。
青を入れた途端、確りした黒になります。
全然染めたことのないような男性の黒々とした髪の毛は、青み掛からせると、より黒い印象となります。
色素がまだ薄い赤ちゃんの髪の毛や、ほんのちょっと染めているような人は、茶色系統の黒で大丈夫です。

2、パーマネントバイオレット
濃い紫ならなんでもOK。
これも影に使います。

3、オペラ
これはぺんてるで代用はできません。
透き通って、ちょっと紫がかった鮮やかなピンクといいますか、そんな感じです。
影に入れると綺麗です。

 

8、カラフルエリア

詳しい色は後で説明しますが、どういう法則で配置しているか説明します。

左から1番目、ピンクと赤
左から2番目、黄色とオレンジ
左から3番目、黄緑と緑
左から4番目、水色と青
周りに、その他使いたい色

並んでいる順番は相性の良い色の並びです。
混ぜても綺麗な色同士、ということです。

こんな感じです。
こうすることで、混ざってもパレットが汚れ辛い、背景の配色を考えやすい、どの色でも混ぜればすぐに作れる!
ということです!
この色の図は頭の中に入れておくと、カラフル鮮やかな絵が描けます。

 

ということで、一応、何の色を使ったのか説明もしますが、
この系統の色であれば、何でもOKです。

★ピンク系のエリア

1、ブリリアントピンク
これはぺんてるのピンクでもOK

2、オペラ
これはぺんてるの赤でもOK

 

★イエロー系のエリア

1、レモンイエロー
ぺんてるの黄色でもOK

2、パーマネントイエローオレンジ
ぺんてるのだいだい色でもOK

 

★グリーン系のエリア

1、リーフグリーン
ぺんてるの黄緑でもOK
これはほぼ黄色みたいな緑なので、むしろぺんてるの方がいいです。

2、パーマネントグリーン
ぺんてるの緑でもOK

 

★ブルー系のエリア

1、そら色
これはぺんてるです。

2、バチターブルー
ぺんてるの青でもOK

 

★その他使いたい色エリア

ライラック
淡い紫って作るのが意外と難しいので、あると便利です。
ぺんてるだと、濃い紫しかなかった気がします。

 

ぺんてるの赤
意外とシンプルな赤がなかったので、補助として入れてみました。
真っ赤な服とかカバンとか、あると便利です。

 

ぺんてるの白
混ぜて作りだすことができないので、あると便利です。
もっと淡い色が欲しい時に混ぜ合わせたり、頑張ればハイライトとかにも使えます。

 

その他使いたい色があれば、周りにどんどん足していきましょー!

カラフルエリアは、背景や服など、何にでも対応できるカラフルな色合いのエリアでした。
混ざっても綺麗になる配置、是非参考にしてください。

 

ということで完成!!

あとは2日間くらい、風通しの良いところで乾かせば完成です!

※必ずしっかり乾かしてください!乾かないまま現場に持っていくと、絵の具グシャグシャの大惨事になります!被害者多数!早まる気持ちを抑えて、触ってカチカチになるまで辛抱してください。

パレットを作って乾かないうちに閉めて持ち歩いて、開けたら大惨事・・これはほんとよくあります、僕も学習せず何回もやったことあります、絵の具がもったいないのと、せっかく頑張った努力が台無しになるので、ほんとに気をつけてほしいです😅

 

いかがだったでしょうか!

最初のあなたは、これを見ても「何じゃこりゃ!」だったと思いますが、
配置の法則を見てきたあなたには、これが計算され尽くした素晴らしいパレットだということがわかっていただけたのではないかと思います 笑

僕のノウハウ全部です^_^;

もちろんこれは僕が使いやすいようになっている水彩パレットなので、人それぞれ使いやすさは違うと思います。

この考え方を理解して、是非、自分の使いたい色を配置して自分だけのパレットを作ってください!

 

今後も、為になる似顔絵の描き方講座、更新していこうと思いますので、宜しくお願い致します!(⌒▽⌒)

「群馬くんのイラスト講座!」ユーチューブチャンネル!

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動画で実際に見た方がわかりやすいと思います。

ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!

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