どうも!似顔絵イラストレーターの群馬くんです。
今回はチャンネル登録者さんからご連絡いただきまして、
描いた絵を見せてもらい、
せっかくですので公開添削させていただくこととなりました!

ただお知り合いのお子さんをモデルに似顔絵を描かれていて、
モデルさんの写真の使用許可は取れないとのことで、
写真無しの「似顔絵のみ」を見ての添削となりますので、
似てる似てないは判断は出来ません。
なので、こうしたらもっと絵としていい絵になるよ!
っていうアドバイスをしていきます!
似顔絵添削講座!可愛く描くコツ
いただいた似顔絵画像がこちら!

良い似顔絵ですね!
色鉛筆で精密に描かれたいい絵です^_^
僕なりに分析して添削していきます。
この絵の良いところ!
まずは良い所をまとめました!
1、身体のポーズまで描いている!
身体って描くの意外と難しいので、全身をポーズ付けてしっかり描いているのはとても素晴らしいです!
体の関節の動きなんかは荒い部分はまだまだ多いですが、
こういうのは描いて挑戦することで上手くなっていくので、多少粗くても、ポーズを描くように頑張る姿勢はとても良いです。
2、色鉛筆で細部まで立体感を出している
色鉛筆を使いこなして、細部までしっかりと描き込んでいるのが素晴らしいです。
なかなか初心者の方にはこの立体感は出せないと思うので、この方は結構絵が好きで昔から描いてたんだろうな〜と思います。
似顔絵アドバイス点!
絵を見せていただいた印象としては、
「もう少し可愛く描けたらもっと良いな」でした。
やっぱり可愛く描いてくれるから似顔絵は喜んでもらえるので、
可愛さは重要!
今回は、似てる似てないは置いといて、「可愛く描くコツ」を解を説します。
1、目を可愛く描くには

目がきつい印象で可愛さが足りない印象でした。
それはなぜかというと、目の下の線まで描いてしまうからです。
そうすると、目が細くて鋭い印象になってしまいます。
目の下の線は基本描かない漫画的な表現にすると、可愛い印象になります。
(下まつげまで濃い子はしっかり描いてあげた方がいいです)
これもある意味デフォルメです。
デフォルメっていうのは、大袈裟に面白く描くだけがデフォルメではなくて、デフォルメして「可愛くする」っていうデフォルメもあります。
初心者の方はついリアルになりがちなので、デフォルメの仕方も学びましょう^_^
2、ほうれい線は最小限に

ほうれい線を描いてしまうと、一気に老けた印象になってしまいます。
すごく年配の方でない限りは、ほうれい線を入れない方がいいです。
とくに子供には必要ないでしょう。
口の端にできるシワをうまいこと描くと、「ほうれい線じゃないけど、本人に近い印象」が表現できます!
3、子供は頭が大きい

子供らしさが足りない印象でした、それはなぜかというと、
頭の比率が小さいからです。
子供は頭が大きいので、顔のパーツを小さく、下側に集めてあげると、
頭が大きく見えて、子供らしさが表現できます。
添削は顔のパーツだけちょっと小さくして、少し下に配置し直しました。
そうすることで、頭が大きく見えるようになります!
4、パーツの歪みを無くそう!
あと気になったのが、パーツの歪みです。
特に耳の位置、右耳だけ上に上がっているのが気になりました。


いい絵も、パーツが歪んでいるだけで下手に見えてしまうので、
気をつけましょう!
という僕も気をつけないと歪んでしまったりします。
意外と集中して描いていると気づかなかったりするので、
正面で描くと左右のズレが気になるので、顔を斜めで描いたりすると、
左右のズレは気になりづらいので、斜めに描くのもおすすめです。
5、手前にある物は大きく見える
最後に、どうしても気になってしまったので、アドバイスm(_ _)m
右足が小さいです。

遠くにいる人と近くにいる人では、物の大きさが違います。
この男の子は走り出したポーズで、右足を大きく前に突き出してます。
なのに、左足とサイズが変わりません。
「手前にあるものは大きく」を意識して描くと、
立体感のある、元気な絵になります!

以上です!
今回は「似てる似てない」は置いといて、
絵として「可愛い絵」を描くにはどうしたらいいか、
を添削させていただきました!
いかがだったでしょうか。
添削依頼募集中!
モデルさんのお写真を、
・「ブログや動画のアップを本人の許可得た写真」
・もしくは、「著作権フリーのモデル写真」
を使って似顔絵を描いて僕まで送ってもらえたら、
「似てるかどうか」までお写真と比べながら添削できますので、
僕に添削してもらいたいという方がいましたら
SNS等でご連絡お待ちしてます!⬇️
似顔絵の添削もシリーズにしていきたいと思ってますので今後ともよろしくお願いいたします!
※できないこともありますので、その時はすみませんm(_ _)m
最後までみていただきありがとうございました!

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