どうも!
似顔絵イラストレーターの群馬くんです。
趣味で似顔絵を描いている「まーかす」さんから
似顔絵添削のご依頼がありましたので、
似顔絵添削をしていきます!
似顔絵添削!「売れる似顔絵を描くには」
今回は全くの素人である「まーかす」さんから、
「売れる絵にするにはどうすればいいのか」
という似顔絵初心者の方なら誰でも知りたいところを
学べると思いますので、ぜひ最後まで見てください!

動画バージョンはこちら!⬇️
ざっくり「まーかす」さんのご紹介
お問い合わせいただいただけで、僕は全くの面識はなく
特に個人情報はお聞きしていませんので、
超ざっくりご紹介です。
🟥男性(自称おっさん)
🟥絵が好きな素人さん
🟥趣味でSNSにて似顔絵を発信
🟥ゆくゆくは似顔絵を副業にしたい
⬇️まーかすさん インスタグラム
ぜひフォローお願いします!(笑)


絵を見せていただく限り、
デッサンが好きで良く描いていて、とても上手です。
ですがシンプルに似せる似顔絵は苦手なようです。
(素人さんなので当たり前ですが)
あとほぼ白黒の絵なので、多分色塗りも苦手なのでは
と思います。(群馬くんの勝手な考察)😅
この段階から、売れる似顔絵を描くにはどうしたら良いか?
アドバイスさせていただきたいと思います。

「売れる似顔絵」の条件2つ
まーかすさんはゆくゆく「絵を副業にしたい」という思いがあるようですので、
「売れる絵」というものをしっかりアドバイスしたいと思います。
当たり前ですが、お金がもらえる絵、というのは、
お客さんが「喜んでくれる」からお金がもらえる訳です。
では「喜んでもらえる絵」とはどんな絵かというと
1⭐️可愛いくて似てる絵
いくら似ていたとしても、気持ち悪い絵だった場合、
お客さんは嬉しくありません😅
似ているのは前提として、「可愛い絵」を描けることが
必須条件です。
可愛い絵というのは、シンプルなデフォルメの
キャラクター的なイメージです。

2⭐️部屋が明るくなる華やかな色
どんなに似ていて、可愛い絵柄であっても、
お部屋に飾るには、「部屋を明るくしてくれる 綺麗な色」
が重要になります。
お客さんが喜んで「絵を部屋に飾ってもらう」ところまで考えて、
似顔絵を描くことが出来れば、
自ずとどんな絵がいいのかわかってきます。
なので、デッサンのような白黒だけでなく、
水彩やデジタルで、カラフルな絵が大前提となります。
ざっくり売れる似顔絵の条件はこの二つ
1・似てる(大前提) 可愛い絵
2・色が綺麗な絵
似顔絵で食べていきたいのであれば、この2点を意識して
練習を頑張っていきましょう!

まずは画材を揃えよう!
売れる絵は、カラーの似顔絵が大前提です。
ということは、必然的に色塗りを前提とした画材が必要になってきます。
アナログ、デジタル、どの方向性で行くのか人それぞれです。
おすすめアナログ画材紹介動画⬇️
作家によって使う画材は違いますのが、
あくまで僕がおすすめする画材は
ペン入れは「筆ペン」
色塗りは「水彩絵の具」です。
※詳しくは動画をチェックくださいm(_ _)m
おすすめデジタル画材紹介動画はこちら⬇️
デジタルにも色々ありますが、
僕がおすすめする
デジタル機材は「iPad Pro13インチ」
お絵描きソフトは「クリップスタジオ」
になります。
※詳しくは動画をチェックくださいm(_ _)m

趣味で描くのであればなんだって良いのですが、
「仕事にしたい」と本気で思っているのであれば、
まずは画材を準備しないと始まりません。
画材を揃えるのは プロになる第一歩目です。
似顔絵添削!
ということで添削を始めていきます!
まーかすさんは多分鉛筆画しか描いてこなかったようなのですが、
プロ目線から言うと、鉛筆画は「下書き」でしかないという感覚です。
売れる似顔絵は、ペン入れをして色を塗って完成です。
なので、今回は「線で描く(ペン入れ)」まで挑戦してもらいました。
色塗りはまたハードルが高いので、またの機会に🙇
似顔絵添削!「ハリセンボン」はるなさん

・顔のパーツが大きくなって、逆に顔が小さく見える
・特徴の丸い鼻をしっかりと
・頭が凹んで見える、頭蓋骨を意識して、髪の毛を描く
・肩をもっと丸く描いて、ふくよかな感じを表現
似顔絵添削!「ハリセンボン」はるかさん

・特徴の「困り眉」をしっかりと
(写真は色々な角度の写真を見比べて特徴を捉える)
・特徴の「吊り目」をしっかりと
・首を細くして、特徴の「ほっそり感」を表現
・左右の歪みを気をつけましょう
似顔絵添削!男の子

・特徴の「垂れ目」をしっかりと
・前髪が「パッツン」に見える、もっと「自然な感じ」に
・無駄なシワを無くして若さを表現
・輪郭がデコボコしてゴツく見える、ツルッと子供らしく
・耳のシワはシンプルに
似顔絵添削!メガネの男性
・メガネが歪んでいるので、ちゃんと形をととのえましょう!
・頭の形がおかしい、おでこ、頭蓋骨、髪の毛、の順に、しっかり形を捉えましょう
似顔絵添削!女の子
・鼻の描き方が変なので、もっと丸っこく描きましょう
・顎が大きすぎて大人っぽくなってます、
顎を小さくすると子供らしさが出ます。
・首が太くて大きいので、大人っぽく見えます、
首をなくして、体に埋まる感じにすると子供らしさが出ます。
おすすめの似顔絵練習方法
まーかすさんの絵のレベルを踏まえて、おすすめの練習方を考えてみました!
⭐️白黒 1人5分 10人描く
まーかすさんはシンプルなデフォルメが不得意な印象です。
とはいえ初心者の方はみんなそうですが、デッサンが好きなまーかすさんは特に
シンプルな絵が苦手なのだと思います。
なので、デフォルメを鍛えるための練習方法として、
「白黒で 1人5分 10人描く」
というのを提案します。
時間制限を設けることで、「ざっくり形をとる」=デフォルメ
が鍛えられます。
あと、無駄な線を描く暇がないので、
「シンプルな線」で表現出来るようになります。
クオリティーは二の次
とにかく時間制限内に描けるだけ描いてみてください!
ちなみに例えで10人としましたが、
実際は無理せず自分の出来る範囲でやってみてください。
「早くたくさん描く」といいよ!ということです。
⭐️カラーまで完成した似顔絵を描いてみる
売れる似顔絵は「色を塗って完成」になります。
ペン入れというのは、「色を塗る過程」でしかないので、
一度水彩、もしくはデジタルで、絵を完成させてみてください。
そうすると「色塗りで表現出来るから、ペン入れのこの線はいらない」
というように、無駄な線に気づけることがあります。
色塗りはハードルが高いのですが、一度画材を揃えて挑戦してみることをおすすめします。

まとめ
今回の内容をざっくりまとめます!
1、売れる似顔絵を描くためには!
・似てて可愛い似顔絵を描く
・色が鮮やかな似顔絵を描く
2、まずは画材を揃えましょう!
・おすすめの画材をチェックして揃えてくださいm(_ _)m
3、似顔絵添削
・線が多くて、絵が可愛くないので、
もっとシンプルに、可愛い絵を目指しましょう
4、おすすめ練習方法
・白黒で1人5分、10人描く
・カラーまで一度完成させてみる

ペン入れが初めてにしては、かなり良く描けていたと思いますが、
やっぱりデッサンの癖が抜けずに、無駄な線が多い印象です。
とはいえ、僕も全く同じでした。
デッサンは自信ありましたが、
「デフォルメってなんすか?」
「どうしたら可愛く描けるんすか?」
という状況でした。
でも「デッサンが出来る」というのは、「形を捉えることが出来る」
わけですから、やはりデッサンが苦手な人よりも上達は早いと思います。
ぜひおすすめの練習方法を取り入れて、プロになれるように
これから頑張ってください!
以上です!
最後まで見ていただきありがとうございました!

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